私のレビューの視点は、カーナビタイム用にOBD2経由で車速を得ることに重点が置かれてます。
一般的なOBD2診断を目的にはしてないので、そのつもりでお読みいただけたらと思います。
株式会社JUNOS TRADING様から2機種をご提供いただきました。1台は私が購入して合計3機種比較。
今回はカーナビタイム用のOBD2アダプタ3台実機チェック
- Veepeak OBDCheck BLE+
- BODAC UniCarScan UCSI-2100
- CARISTA OBD2 アダプタ
化粧箱から見ましょう
外箱の大きさ、紙質の高級感などは、圧倒的に一番左の青い箱のCARISTA OBD2 アダプタが良いのですが、この3機種で価格が一番安価なのは意外です。

箱を裏返してみると、一番左のCARISTAだけが厚手の紙で出来ていることがわかります。
まるで花札か何かの箱みたいで質感が良い(笑)。

それぞれ中身
今度は一番右端のVeepeak OBDCheck BLE+ だけがプラスチック製のケースにきちんと入ってます。
蓋の何回もの開閉でも傷まないようなしっかりとした良い作りです。
普段、カバンに入れたりダッシュボードに入れたりして保管したい場合には、ありがたいケース付きです。

本体の外観
上から見ると、形状は全く異なる3機種です。
左から順に
- CARISTA OBD2 アダプタ
- BODAC UniCarScan UCSI-2100
- Veepeak OBDCheck BLE+



サイズ感
最もコンパクトなのはCARISTA、次にコンパクトなのはVeepeak OBDCheck BLE+ 、一番大きめはBODAC UniCarScan UCSI-2100となります。
BODAC UniCarScan UCSI-2100は、おそらくOBD2アダプターとして、最も多くの車両に対応していると思われる機種なので、その分だけ少しサイズ感が大きいのかも知れません。
カーナビタイムの接続用としては、対応車種の問題がない限りは、3機種どれでも良いわけで、その点ではサイズが小さい方が良いのかも知れません。
OBD2アダプタを診断用に使う人
ただし、長い目で見て診断アプリで自分の車のコンピューター診断情報を色々見たいと思う可能性があるなら、対応車種も多そうですし、一番高級なBODAC UniCarScan UCSI-2100アダプタを買っておくと安心かも知れません。
私はカーナビタイムの車速取得が目的での導入だから診断情報とか書き換えカスタマイズはど素人なので評価できませんが、OBD2アダプタ本来の評価は他の専門的なブログなどご覧ください。
脱着時にどれが扱いやすいか?
脱着時には握りやすさが大切かと思うので、見た目としてはVeepeak OBDCheck BLE+ が最強な気がしますが、実際は3機種とも似たような脱着時の扱いやすさでした。
しかし数日間、脱着を繰り返してわかってきたのは、CARISTA OBD2 アダプタが一番脱着が簡単でした。
見た目は寸胴でスッキリしているからグリップ悪そうですが、ポイントは裏表が手触りだけで簡単に識別可能な本体の台形形状だからOBD2車両側の裏表と逆にすることがない。
残りの2台も端子付近を触れたら上下の方向は理解可能ですが、全体として台形になっているCARISTA OBD2 アダプタは一番明確でした。
動作状態の視認性の良さ
CARISTA OBD2 アダプタはリンク表示が視認性抜群
動作状態の視認性の良さもCARISTA OBD2 アダプタでした。
この機種は通信が開始されている状態だと写真の通り青いLEDが派手に点滅します。
静止画だから点灯状態に見えますが実際は赤LEDが点灯状態(電源)で、通信状態を示す青のLEDは派手な点滅です。
まるでLED発煙筒みたいな明瞭な状態表示なので良いですね。

BODAC UniCarScan UCSI-2100もリンク状態はわかるが視認性はCARISTAには劣る
最高級品だけあってきちんとリンク状態もわかります。
しかし運転中にチラッと見てわかるほど目立つ光量や点滅ではなく、CARISTAが最も目立つド派手なリンク状態表示でした。
とはいえUniCarScan UCSI-2100は、LED3個でOBD通信してる表示も有り、運転中に見易い位置に付けたなら、これが1番視認性も良いかも知れません。

Veepeak OBDCheck BLE+は電源表示のみ
この機種は電源ランプだけなのでリンク状態かどうかはわからないです。
その点ではちょっと残念です。
ただし、数日間の実験の繰り返しの中ではリンク状態の安定性は良いので、まあ、電源が入ったらリンク状態に入っていると思っても過言ではない自信の表れかも知れないし、そもそもOBDアダプタとはカーナビタイムとの連携を前提で設計されているわけではなく、OBD2診断の取り出し装置としての意味合いだからリンク状態は自ずとアプリから見たらわかるのでリンク状態のLEDは重要視されてなかったのかも知れません。

まとめ
実機のサイズ感や形状など写真からご覧いただいていかがでしょうか?
機能面ではカーナビタイムで使うならどれでもOKなので、決め手としては、見た目の好み、あるいは価格で選ぶ感じでしょうか?
LED状態表示の素晴らしさと本体が安価であるCARISTAが良さげですが、私の手元の個体だけかもしれませんが、エンジンをかけてからリンク状態にならない事が稀にあった確率はCARISTAが高かった気もします。
Veepeak OBDCheck BLE+とBODAC UniCarScan UCSI-2100の方が一度設定した後はエンジンのオンオフした後にも安定してリンクしているような?
この辺りは価格差が影響しているのか?
たまたま今回の実験でだけなのか?
ちなみにリンクされなくて困るときにはカーナビタイムのアプリ自体を再起動すると、割とすんなりリンクされるのでたいした問題ではありません

アダプタサンプルとしてNが少ないですし、私の実験回数自体も少ないのでなんとも言えません。
数ヶ月使っていたらエンジン始動してもリンクされない確率は全てのアダプタで同じくらいの率になるのかも知れませんし。
仮にもし、私が友人からカーナビタイム用のOBD2アダプタで相談を受けた場合にどう回答するか?
カーナビタイムでの利用だけだったらVeepeak OBDCheck BLE+とACC連動ケーブルの組み合わせを進めるような気がします。
しかし、診断ツールとして活用も視野に入れているならばBODAC UniCarScan UCSI-2100を進めるでしょう。
また、後から知ったので、今回の比較レビューには登場してないのですが、CARISTA EVOというCARISTAの後継機種が出ているようです。
今回のレビュー期間中には、この機種は試すチャンスがなかったので、あくまでも情報によればカーナビタイムには最適だと思われます。という程度に止めます。
ただし、価格は高いので、それならば、Veepeak OBDCheck BLE+を買って、ACC連動ケーブルも合わせてもまだ新商品のCARISTA EVOよりは安価となります。

チャンスがあればCARISTA EVOも実機を触れてテストしてみたいものです

当サイト読者様限定のクーポンコード(使用期限あり)
株式会社JUNOS TRADINGさんが、当ブログを見てくださっていたようです。
私がVeepeak OBDCheck BLE+を使って良かったと評価している記事なども書いていたので、そのお礼として当サイトの読者様限定で使えるクーポンコードを発行してくださいました。
N-Box LOVE読者様専用クーポンコード【7OPAHWBT】使用期限:11月末
※クーポンコードの使い方:クーポンコードのご利用 – Amazonカスタマーサービス
きちんと割引が適用されるかどうか、ご自身でご確認の上で自己責任でご購入いただく点は、当たり前ですが、定型分として明記させていただきます。(笑)
OBD2アダプタ+カーナビタイムのコンプリートセット
以下の3点ともにOBD2アダプタ + カーナビタイム(プレミアムプラスコース1年ライセンス) コンプリートセットです。
ちなみに、OBD2アダプタとカーナビタイムのプレミアムプラスコースをそれぞれ単体で購入するよりも、セットになったコンプリートセットの方がお得になっています。
三つのセット内容の違いはアダプタの機種となりますが、カーナビタイムで車速を取る目的としては同等性能があるようです。
実際の機種毎のサイズ感など詳細レポートは次回の記事で書いてみたいと思っています。



OBD2アダプタ単体で買う
カーナビタイムのライセンスは、既に持っているからアダプタだけが欲しい場合は、単品購入もあります。



OBD2アダプタの待機電力が心配な場合の対策
この対策は私が個人的に行なって事を参考程度にご紹介しているだけです。当ページで配布しているクーポンコードももちろん対象外になります。
待機電流によってバッテリー上がりがあるのかないのか?
この不安を解消すために、私は以下のACC対応のケーブルも一緒に使ってます。
このケーブルはACC端子に連動してOBD2アダプタの常時電源をオフにしてくれます。
ちなみに、このケーブルなしで、OBD端子にOBD2アダプタ直結して24時間停車した後でもN-Boxのバッテリー電圧には全く影響がなかったのは確認しているので、本当は不用かも知れないケーブルです。
でも、もし一週間とか乗らなかったらどうなるのか心配ですよね。

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