プロドライバーの私は、marumie Q-21cがお気に入り(360°ドライブレコーダー2機種を使って)

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2021/04/08 現在の記事更新です。
購入からしばらく経過して、やっぱりQ-21cが気に入ってます。
Wi-Fiが無いのが欠点となるQ-21cですが、画面は内蔵するQ-21c。
正しく録画中である事が明確な安心感はQ-21cのメリット。これでWi-Fi無しの欠点を補ってくれる気がします。
故に撮影の安心感を取るなら画面付きQ-21c、Wi-Fi内蔵の利便性を取ればCW560-Kというのが現時点での私の360°ドライブレコーダーの選択でしょうかねえ。

目次

360°ライバル2機種を比較した

最近、360°タイプのドライブレコーダーで、どれが自分に最適か?迷ってましたが、やっと結論を出せました。

1台目はKENWOOD DRV-CW560-K

このケンウッドのドライブレコーダーは、360°をカバーする上にWi-Fi内蔵で、iPhoneにその場で録画を共有可能ですし、360°の画像をiPhoneのアプリだけで前方とか後方とか切り替えて視界を変えることができます。

ここまでiPhoneでその場で出来るドライブレコーダーは最近は少ないし、Wi-Fiが対応しているドラレコ自体も少ない。特に国産メーカーのドラレコでWi-Fi機種は最新機種においては稀な存在です。

とりあえずケンウッドのこの機種に文句があったのではないのですが、ユピテルのポイントも溜まってますし、最良の業務車両として仕上げたいと思ってました。

その中で唯一のDRV-CW560Kの欠点は、画面が内蔵されてないのでドライブレコーダーのトラブル状態で気がつかないで走行してしまう可能性です。

もちろん、向かって右側には動作状態を示すLEDが装備されているので、そこを見れば状態が緑とかオレンジで表示されているのですが、明るい日中にはLEDの輝度が夜間に眩しくない設定なのか?意外と見えにくい。

真剣に凝視したら緑かなと分かる程度なので走行中にオレンジになっていても気が付くことがないと思います。

もちろん、そんなレアケースを気にするのか?というご意見もあると思うんですが、私は昔に物凄く交通事故裁判で苦労した経験がありトラウマです。

あの時にあの時代にドラレコがあったら、そうすれば私が青信号であった事から何も困ることなく決着だったのに。。。
証拠が無いばかりに加害者が私が信号無視したと言い出して、警察が目撃者を探してくれて、それでも相手の保険会社とは賠償金額で折り合いが付かず三年間も裁判で戦って、やっと終了したのでした。

なので、万一ドライブレコーダーがフリーズしているのを気づかないで走行するなんて想像すると、あの三年間のトラウマが蘇るって感じです。

そこでこの機種唯一の不安点である画面が無い事で良しとするか?
Wi-Fiが無いけど画面があるユピテルQ-21cのいずれかを採用しようと追加でユピテルのQ-21cをテスト購入したのです。

2台目はユピテルQ-21c

両者比較すると

ユピテルの全周囲360°ドライブレコーダー marumie Q-21cを後から装着してみました。

まだ液晶もレンズも保護フィルムを貼った状態


360°撮影対応ドライブレコーダー同士の対抗馬ですが違いは数点あります。

marumie Q-21cDRV-CW560-K
画角水平360° 垂直240°水平360° 垂直210°
液晶ありなし
Wi-Fi対応なしあり
再生アプリ提供Windows専用のみWindowsとMacとスマホ全部あり
360°対応のドラレコ同士の比較

画角の勝負はユピテル

水平360°なのは見た目通りに両者で一緒です。

垂直画角でユピテル有利

垂直画角は何に関係するか?

前方の信号機が余裕で撮影される角度にしても、それでもリアウインドウが余裕で入るのは垂直画角に余裕のあるユピテルの方ですね。

ケンウッドでも210°の垂直画角があるので信号機とリアウインドウの両方収まる事は間違いありません。私が実験してそう思いましたので。

ただ、ケンウッドの210°の垂直画角だと、この信号機とリアウインドウの両方を撮影する設置角度の調整がシビアなのです。

もし私や家族が、フロントガラスの清掃中とか、何かの時にドラレコに手が触れたら?

角度が装着した時とずれてしまうことがあったら?
その場合は余裕のない画角だと心配もあります。

もちろんケンウッドだから取り付け部品ががっちりしているので、そんな懸念がないとは思いますが。

垂直画角での勝敗はユピテルの勝ち

その点、ユピテルは垂直方向の画角が余裕あり、少しの設置ズレは許容されそうです。

しかも、液晶画面があるので、いつでも画角のずれはチェック可能。

そして、液晶内蔵する形が、それ自体、カメラの角度のズレをパッと見て分かるのも意外なメリットでした。

ただし、ケンウッドさんの良さを応援すれば、カメラレンズは画角が広いと広角レンズとしての画質、歪みでは不利になる事が普通です。

画質と画角の広さはトレードオフの関係性だと思うので、画角が広ければ広いほど良いと単純には言えません。同じ価格帯のレンズで比べたらそう思いますが、両者のレンズにかけるコストが同じか分からないので、必ずしも画質の差はケンウッド有利とは言えません。

雑談的情報

最近はディーラーで、オイル交換の場合は、ドラレコの電源を作業中は抜いていると聞いてます。


そうなると、オイル交換作業の前と後で2回も触れるのですから、絶対にカメラの角度がズレない!

とは言い切れないかもしれません。

ちなみに、ドラレコの電源を抜く理由

作業スタッフが車や持主の事を愚痴ったのが録画されていて後で問題になったとか。

まあ普通はドラレコの内容なんて、事故以外に再生しないとは思うのですが、たまたま運悪かったのでしょうけど。

液晶有無の勝負

見た通りで2機種だとユピテルしか液晶がないです。
ケンウッドは液晶がないけど、スマホ接続で全て出来るので、問題では無い。

つまり好みの問題かもしれません。

また液晶がないという事は発熱も少ないような気がします。
ドライブレコーダーは炎天下で走行時は太陽光線に晒されるので、少しでも発熱が少ないのは大切かもしれません。

また液晶がないので、夜間走行中に目障りにならないとも言えます。

もちろん液晶をオフにすれば同じ事ですが、その時にケンウッドはLEDで撮影状況が分かるので、ユピテルの液晶オフの状態よりは有利です。

でも、液晶はオフにしない私には、液晶で録画が出来ている事を確認できるユピテルは安心します。

私の場合はユピテルの勝ち

ユピテルは液晶があってハードウエアボタンも沢山あるので、設定変更などはドラレコ本体だけで手軽に出来る。

ドラレコにエラーがあれば液晶画面で警告されて一目瞭然なのも大きなアドバンテージです。


私は、ドラレコに障害があって知らないで走行するのが一番怖いのです。

そんな私には、画面付きのユピテルが安心感で圧勝です。

Wi-Fi有無

Wi-Fiはあれば現場で直ぐにiPhoneで画像を確認して保存も出来るので絶対にあった方が良いです。
事故というレベルでなくても、危うく事故だったと思う場面は時にはありますよね?
そんな場合に万一後から揉めることがあったら自身の安全運転の潔白の証拠としてiPhoneに転送して保存したいものです。

また他人の事故現場を通過した場合にも目的者として証言するより主観の入らないドラレコの映像は警察に提出するのに最高だと思います。

兎にも角にもWi-Fiはあるべき機能だと思います。

Wi-Fi勝負はケンウッド勝ち

この機能はケンウッドしかないのでユピテルの負けですが、最近の新しい機種は国産でWi-Fi内蔵という機種が絶滅危惧種になっているので、この先はWi-Fiなしで購入するしかないのでしょうか?

中国製のドラレコはWi-Fiが内蔵されていて当然みたいな感じですが、どうしてこの違いがあるのか?

再生アプリ

ドライブレコーダーで証拠ビデオを撮っても、再生環境が必要です。
各社が無料で再生アプリを提供してますが、ユピテルはWindows専用アプリだけ。KENWOODはWindowsとMacとスマホの全てに専用アプロを提供してくれてます。

再生アプリ勝負は圧倒的にKENWOOD勝利

なのですが、ユピテルの場合はメーカー提供の再生アプリはないけれど、MacやiPhoneに取り込んだ動画データーをそのまま再生することだけは可能です。

そのまま再生するので360°の視野で再生されるので見慣れるまでは丸くて変な世界観ですが、見慣れてくると歪んでいるだけで証拠としては問題なしですね。
こればかりは購入して実際に再生しないと分からない点だったので、正直ホッとしております。

また、iPhoneにUSB-SDカードのLightningアダプターを使えば、車内でもデーターをiPhoneにコピーして閲覧することも出来ます。

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ただし、ユピテルが保証するWindows以外の環境にデーターを読ませるという行為は、SD内のデーターが破損する可能性もあるので要注意で自己責任です。

データーを書くのではなく、閲覧だけなら大丈夫だと普通は思うのですが、過去の半世紀の人生の中で読み出すだけでもデーターが壊れるケースはFDDでも見てますし、MacにSDカードを読ませた時にも経験してます。
なので、読み出すだけでもデーターファイルにアクセスした時点で破損する可能性が否定はできません。

私の実験の範囲ではiPhoneでもMacでもデーターファイルを壊さないでコピーできてますが、これだってOSの改版でどうなるかも分からないので参考程度で。

私の結論は液晶付きのユピテル

私個人の結論は、ドライブレコーダーが動作状態正常であることが画面で確認できる安心感を取ればユピテルのQ-21cですね

しかも画角の垂直方向が余裕ですから、誰かがドラレコに触れて多少のずれても信号機の写りにも影響がないと思うし。

でも、ケンウッドのDRV-CW560-Kも恐らく国産ですから正常動作して当たり前でフリーズしているなんて考えないとしたら、Wi-Fi内蔵の点から有利だと思います。

ただ、私個人としては冒頭に書いた昔の苦労経験もあるので、ドライブレコーダーが万一の場面で故障していたらってことが怖すぎますのでユピテルQ-21cがメインかな?と結論に至りました。

あとがき

※本記事の掲載内容は公開日時点の内容で将来にわたってその真正性は分からないです。更に言えば、筆者の主観で評価しているので、そもそも投稿時点でも間違いも有るかも知れません。公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じるかも知れませんが、その時に筆者が気が付かないと最新情報で更新出来るかは分かりません。

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