私のOBDアダプタのレビューでは、カーナビタイムでOBD2を使って車速を取得することに重点を置いています。一般的な使い方である診断情報の解析やカスタマイズは使わないので、その点を考慮してお読みいただけると嬉しいです。
スマートフォンナビゲーションと車載ナビゲーションの利点と欠点
車載ナビゲーションシステムの利点は、
- スマホより画面が大きい
- 車速パルスが取れるので長いトンネルでも正確にナビゲーションしてくれる
車載ナビゲーションシステムの欠点として、
- 価格が高い。特に近年は車両との連携機能も含め純正ナビが一般的になってきているため、N-Boxの純正ナビとしてもよさげなものをつければ、工賃込みで300,000円近く。
- さらにカーナビとして全く不要であるのに、地デジチューナー、DVDドライブと言う無駄な部品が含まれている、DVDへアクセスするための開閉機構、それに伴う部品点数が多くなり、使わない機能のために故障可能性のアップ可能性も気掛かり。
- 最近のカーナビは、ネットワーク経由での地図自動更新にも対応した点では素晴らしいのですが、そのためには台数分のサブスク加入が必要だったりします。サブスクを解約すると、地図更新が止まるだけなら、いざ知らず車両購入時の初期状態に傷が戻ってしまうと言うのもいただけない点だと思います。
- またネットワーク更新に対応しないカーナビであったとすれば、最初の3年ぐらいは無料だが、しかし年1回だけのしかもその時点では既に古くなっている地図で更新と言う点も車載ナビの残念な点でした。
スマートフォンナビゲーションシステムの利点
- データ更新がほとんどリアルタイムで新しい道路に次々と対応してくれる。
- 通行止めや渋滞に対するリアルタイムなルート変更がカーナビタイムプレミアム及びカーナビタイムプレミアムプラスであればとても実用的に感じられる。他のスマホだけについては通行止めによるルート変更についてはあまり精度が高いとは私個人は思っていません。タイムラグがありすぎるような気がしてるからです。その点で私はカーナビタイムが1番信用できると思っています。
- スマホナビはそのスマホ1台にカーナビタイムの契約が入っていれば、車を乗り換えたときにいつも使っているカーナビの環境がそのまま持ち越せます。特に登録ポイントなどは車の台数分登録するのは非常に手間がかかる作業なのでスマホナビであれば、その1台で手間が終わりますのでとても便利です。また家にいるときにあらかじめるートを作って好きなようにルートもカスタマイズして出発に備えると言うこともできるので、とても便利です。
スマートフォンナビゲーションシステムの欠点
- カーナビタイムのような優れたスマホナビを使おうとした場合には、サブスク加入または年間契約などお金がかかります。
- 画面サイズがスマホの画面サイズとなり、車載ナビより劣ることになりますがCarPlayで解決。
- 普通のスマホナビではと言うことになりますが、車速パルスが取れないため、長いトンネルの中では車両の位置がずれてしまい、特にトンネル内で分岐のある首都高速では致命的になります。しかしこれはカーナビタイムのプレミアムプラス加入+ OBD2アダプタによる車速パルスの取り込みができれば解決します。
スマートフォンナビゲーションと車載ナビゲーションの利点を融合させたシステム。
スマホナビの最新の地図データでいつでもスムーズに走れるところと、トンネル内でも安心できる車載ナビの利点を組み合わせたナビが、最高のカーナビタイムだと私は感じています。

私の結論
有料ナビゲーションアプリ「カーナビタイム」のプレミアムプラスプランに加入し、OBD2アダプタを用いて車速パルスを取得することで、従来スマートフォンナビゲーションの課題であったトンネル内の分岐への対応が可能となります。
ただし、これは車載ナビゲーションの価値を否定するものではなく、車両との親和性の高さ、そしてスマートフォンを使わずにナビゲーションが可能な利便性は依然として存在します。また、純正カーナビゲーションを装備していても、CarPlay経由でカーナビタイムを使用できる点は、ディスプレイオーディオと同様です。したがって、予算に制約がないのであれば、純正カーナビゲーションの装備が最善の選択肢と言えるでしょう。
私個人としては、高額な純正カーナビゲーションシステムを購入した上で、純正ナビゲーションシステムの地図更新にサブスクリプション料金を支払い、さらにカーナビタイムのプレミアムプラスにもサブスクリプション料金を支払うことは、二重課金に繋がるため、現実的ではありません。また、DVDドライブやテレビチューナーなど、私にとって全く不要な機能にコストをかけたカーナビゲーションシステムを購入することも考えられません。よほどの心境の変化がない限り、今後の人生において車載カーナビゲーションシステムを購入することは考えられません。
その代わり、今後は純正のディスプレイオーディオの装着を検討しております。なお、ディスプレイオーディオにも純正品と非純正品がございますが、純正品を選択する理由といたしましては、ホンダコネクトへの対応が挙げられます。
ご購入はこちら
本サイト読者様限定クーポンコード(有効期限あり)
株式会社JUNOS TRADING様より、当ブログをご覧いただいていたとのご連絡を頂戴いたしました。当ブログにて、Veepeak OBDCheck BLE+を評価する記事を掲載しておりましたが、そのお礼として、当サイトの読者様限定のクーポンコードをご提供いただきました。
N-Box LOVE読者様専用クーポンコード【7OPAHWBT】使用期限:11月末
※クーポンコードの使い方:クーポンコードのご利用 – Amazonカスタマーサービス
割引適用条件につきましては、読者様ご自身でご確認の上、ご購入いただきますようお願い申し上げます。
OBD2アダプタ+カーナビタイムのコンプリートセット
以下の3点ともにOBD2アダプタ + カーナビタイム(プレミアムプラスコース1年ライセンス) コンプリートセットです。
ちなみに、OBD2アダプタとカーナビタイムのプレミアムプラスコースをそれぞれ単体で購入するよりも、セットになったコンプリートセットの方がお得になっています。
三つのセット内容の違いはアダプタの機種となりますが、カーナビタイムで車速を取る目的としては同等性能があるようです。
実際の機種毎のサイズ感など詳細レポートは次回の記事で書いてみたいと思っています。
OBD2アダプタ単体で買う
カーナビタイムのライセンスは、既に持っているからアダプタだけが欲しい場合は、単品購入もあります。
OBD2アダプタの待機電力が心配な場合の対策
この対策は私が個人的に行なって事を参考程度にご紹介しているだけです。当ページで配布しているクーポンコードももちろん対象外になります。
待機電流によってバッテリー上がりがあるのかないのか?
この不安を解消すために、私は以下のACC対応のケーブルも一緒に使ってます。
このケーブルはACC端子に連動してOBD2アダプタの常時電源をオフにしてくれます。
ちなみに、このケーブルなしで、OBD端子にOBD2アダプタ直結して24時間停車した後でもN-Boxのバッテリー電圧には全く影響がなかったのは確認しているので、本当は不用かも知れないケーブルです。
でも、もし一週間とか乗らなかったらどうなるのか心配ですよね。
補足
一応現段階で私の結論は上記なのですが、ただまだスマホナビにも若干不完全なところがあり、それは何かと言うと、車速パルスが取れているかどうかをCarPlayの画面上で確認が取れないことです
純正のカーナビとは違って、ここで書いたカーナビタイムの車速パルスを取る方式は、社外部品のアダプターを返しているため、そしてBluetoothの通信を返しているため、稀に車速パルスが取れていない状態で走行してしまうことがあります。スマホナビをスマホ単体で使う場合には、車速が取れているかどうかは画面上でわかるのですが、CarPlayで利用するときには車速が取れているか否かは全く知ることができなくなります。安全性、安定性と言う点ではこの点で車載カーナビに劣るなと思っております。ただ、この点に関しては、カーナビタイムさんの方がアップデートでもしてくれて、CarPlayの画面上でも車速パルスの状態を確認取れるようにしてくだされば解決する問題なので、いずれクリアされるのではないかなと個人的には期待しております。

コメント