カーナビタイムはOBD2経由の車速パルスでトンネル内も怖く無い。(プレミアムからプレミアムプラスにアップグレードしての感想2)

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カーナビタイムなら車速信号が取れる大きなアドバンテージ

一般的なスマホナビ最大の欠点は、長いトンネルなどで自車位置がずれやすいこと。
多くのスマホナビはトンネル侵入時の速度そのままで自車位置が自動で移動するが、実際にはトンネル内で渋滞したりするため、トンネル内分岐には無力になり、トンネルを出た直後の分岐にも無力になるのが一般的なスマホナビの最大の欠点となっていました。

しかしカーナビタイムのプレミアムプラスのプランなら車載ナビのように車両の車速情報を使ったナビゲーションが可能です。ただしプレミアムプラスのプランでOBD2アダプターも装着する条件です。

OBD2接続とは

車が好きなら誰でも知ってるOBD2ですが、知らない方もいる(私の妻も)ので、少し補足です。

運転席のハンドルの下とか隠れた場所にOBD2の端子があります。

ここにディーラーさんは診断機を接続すると、車載コンピュータと通信して、エンジンの調子、何らかのエラー情報などを取得できます。

レーダー探知機などにも活用

最近のレーダー探知機は待ち受け画面に、ブースト計、瞬間燃費などの情報を表示させたり、トンネル内でGPSロストした時に備えて車速信号を取り込む用途にもOBD2端子が使われてます。

カーナビタイムにOBD2接続の意味

カーナビタイムはプレミアムプラスと言う上位プランに限り、このOBD2から車速を取り出してトンネル内でも正確なナビゲーションが可能となります。

ただし、スマホナビなので、そのスマホと車のOBD2端子はBluetoothで繋ぐ必要があります。ここが車速を取り込むハードルとなります。

車速信号をカーナビタイムに取り込むまで

では、早速ですが、私がカーナビタイムに車速を取り込めるまでの手順をご紹介します。

OBD2用のアダプターを買う

まずは、ここからスタートです。なお、AmazonなどではOBD2で検索すると膨大な数のアダプターが出てきます。安価なものから高価なものまで。

しかも、iPhone対応だったり、Android専用だったり、Wi-Fiだったり、Bluetoothだったり様々です。

ちなみに、私は、こちらの商品で無事にiPhone16ProとOBD2の接続に成功しました。

開封の儀

日本語で印刷されてる安心感
ケース入りで高級感
ケースを開けてもカッコいい
外観も良い作り
サイズ感と持ち易い形状

ご注意

なお、OBD2アダプターとカーナビタイムの相性は、もしかしたら車種によっても変わるかも知れないし、ご購入前に、カーナビタイムさんのサイトにある記載を熟読してから買いましょう。

https://blog.navitime.co.jp/carnavitime_ios_renew/2023/04/bluetoothobd2.html

N-Boxとの接続成功

カーナビタイムの画面、ただし、CarPlayでは無く、iPhone単独利用の画面ですが、この様に車両情報がカーナビタイムに来てます。

なお、水温計、吸気温は、ホンダ車との相性なのか、取得不能なのはホンダユーザーとしては残念ですが、ここはカーナビタイム側単独ではどうしようも無いでしょうから我慢。もし可能なら表示項目をユーザーが変更可能なら水温、吸気温では無く、何かホンダでも表示可能な項目にセットできたらなお良いかとは思います。

また、CarPlay状態になると、これらOBD2情報は一切画面から消えてしまうので、少し寂しいので、せめて画面の半分でもOBD表示が残ればCarPlay派にも嬉しいです。

CarPlay利用時の問題としては、稀にカーナビタイムが接続待ち、OBD2接続が切れているのに知らずに走ることがあり、トンネルで自車位置がズレたなと思って、後から停車してCarPlayケーブルを外してナビタイム状態を確認したらOBD信号がカーナビタイムには来てなかったと言うことがありました。

そのような時にCarPlayユーザーは走行中は、車速が取れてない事に気が付かないので、トンネル内分岐を逃す事になります。是非、CarPlay画面に何らかのOBDリンク状態表示を入れる改善が望まれます。

例えば、CarPlay時のカーナビタイム画面に、OBD2接続がオンライン状態かオフラインかを示す小さなマークでも良いから。

この点は要改善ですね。プレミアムプラスの価格は高く、OBD2アダプターも7000円くらいしますので、それだけコストを掛けて使う機能だけに、是非この点は改善を期待です。

車速信号の恩恵

早速、走行してみての感想です。

山形自動車道の笹谷トンネル、仙台西道路を走行したのですが、こう言う日に限ってスムーズに流れており、車速信号の恩恵なのか確実な事は確認できず(笑)。

ただ、何と無く、住宅地など道路が入り組んだ場所の走行時に、右左折を繰り返すときのナビゲーション精度が高くなった気もします。

今までなら建物一軒単位の精度では案内出来てなくて、前後数件の範囲と感じてましたが、今は一軒単位と言う感じがします。

また、トンネルも確実な確認はいつの日はトンネルの途中から渋滞して停止する時に確認ですが、今の段階でも、トンネル内侵入時とトンネル内走行中で速度差が出ても割と出口の瞬間はズレが少ない気もします。

確実な検証は後日

とは言え、トンネルの検証は、また今度書きます。トンネル侵入時のスピードが50kmで、トンネル内で渋滞停止する日が楽しみです。

OBD車速信号がないときは、カーナビタイムはトンネルの出口まで自車位置は勝手に一定速度で進んで出口で待つ事になりますが、車速が取れてる今はどうなるか?楽しみです。

翌日に検証出来ました

この状況、トンネル内渋滞で止まったり動いたり。ちゃんと車速信号により正確なナビゲーションしてました!

嬉しいですね。これで車載ナビのようにトンネルでも使えるかも知れません。

次の車載ナビは買わずに、買うときはディスプレイオーディオですねー

要改善ポイント

カーナビタイムタイムの要改善ポイントは、途中にも書きましたが、Bluetoothによる車速信号がオフラインになった時、iPhone単独でカーナビタイム利用時は画面にはOBD情報があるので、オフラインは分かります。

しかし、CarPlay利用では、OBDからBluetooth経由の信号がオフラインになっても気が付かない為、そのまま首都高速のトンネルなど走ると途中の分岐をミスる恐れがあり、何らかのインジケーターがCarPlay画面に欲しいです。

車速オンラインなら緑の点、オフラインなら赤の点など、簡易表示でも良いから欲しいです。

あとがき

※本記事の掲載内容は公開日時点の内容で将来にわたってその真正性は分からないです。更に言えば、筆者の主観で評価しているので、そもそも投稿時点でも間違いも有るかも知れません。公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じるかも知れませんが、その時に筆者が気が付かないと最新情報で更新出来るかは分かりません。

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