目次
後日談の追記
実は、カーナビタイムで充電不良となる決定的な要因はカーナビタイムのドラレコを使った場合だけだと明確になりました。
カーナビタイムのドラレコを使うとiPhone14 Proが発熱激しく、つまり、消費電力が大きい、それに加えて、加熱により充電が保護機能で抑止されるらしく充電が停止したままでドラレコによる放電は続く様に見えます。
ドラレコも使いたいなら冷風を当てながら使えば良いのかもしれないですが、冬は暖房を付けるのでそうは出来ない。しかし、冬でもドラレコを使えばiPhone14 Proは発熱でアッチッチになる。
私はカーナビタイムのドラレコ機能は使う事を断念しました。
最近の悩み事
最近、カーナビタイムを利用している最中に、iPhoneのバッテリー充電されない現象に悩んでます。
(または充電はされているのに、放電量に追いつかないの?)
カーナビタイムをCarPlay環境下で利用するのは昔からなのですが、この症状は昔は無かったと思います。厳密にいつ頃からなのか?明確には言えないのですが。
CarPlay運用なので、写真のようにLightningケーブルで充電しながら使います。
普通に考えるとバッテリー残量が減るよりも、徐々に充電されて増えて行くと思うのですが、最近は利用する時間に応じてバッテリー残量が減るので変だなあ。と気になっております。
長い時間利用したときはスタート時が100%だったのに、50%程度まで落ちていて現地で歩く際に心配な残量でした。
問題点の切り分けに行った内容
まず最初に私の環境はこちらです
- カーナビタイムのVer4.10.0
- iPhone 14Pro
- iOS16.2
- ホンダ純正N-Box専用ナビをCarPlayで利用する
実験1:GoogleマップでCarPlay運用してみる
この場合は同じCarPlayのナビになりますが、充電されているようです。
実験2:Lightningケーブルの不良ではないか
万一にもLightningケーブルの不良では?と思って、新しいLightningケーブルを買ってみたのですが同じでした。ケーブル不良ではありませんでした。
実験3:iPhone加熱によって充電停止の可能性はないか
CarPlayでカーナビタイムを使うときはドライブレコーダー機能(カーナビタイム内蔵の)も併用になるので、カメラもビデオモードで連続運転になります。
カーナビとして動くのと同時にビデオカメラにもなるので、もしかしたら発熱でiPhoneの加熱保護機能が作動して充電されないのではないか?
そう考えたのですが、充電不良になっている時のiPhoneのボディーに手で触れてみても異常な発熱ではなく、暖かい程度に感じます。
特に今は季節的にも寒く、車のヒーター温風が直撃する場所にもないので加熱保護による問題ではないようです。
実験4:iPhone14Proの燃費の悪さ?
iPhoneは新機種になるとCPU性能もカメラ性能もアップするので、多少は必要電力量が多くなる事もあるとは思うのですが、GoogleマップのCarPlay利用だと充電されるみたいなので、やっぱりiPhoneの機種による問題ではないように思われます。
実験5:CarPlay運用だけの問題かカーナビタイム全体の問題か
カーナビタイムをCarPlay運用ではなく、同じUSB端子(N-Box側)の運用モードをiPodモードに切り替えてして使ってみました。
N-Box純正ナビの設定画面からCarPlay用のUSB端子の利用方法をCarPlayからiPodに切り替える訳です。
この端子利用だとN-Boxの該当USB端子はiPhoneの充電とiPodモードでの音楽再生しか出来ない状態なので、実際には使い心地が悪く実用性が下がります。
しかしカーナビタイムをiPhoneスタンドアローン状態で利用することで、CarPlayだけの問題かカーナビタイムを使うとダメなのか確認できそうだと考えました。
結果は、このiPodモードでUSB端子が動作するとiPhoneが充電される方向になりましたのでCarPlay利用時だけの問題だと思われます。
私の環境での結論
あくまでも私一人の環境での検証としては、冒頭の利用条件(CarPlayでカーナビタイム利用)ではiPhoneのバッテリーが減る方向になることから、現地に到着してから車から出て過ごす時間帯にバッテリーの残量が不安になってしまいます。
そのため有料ライセンスを利用している期間中であるにも関わらず、カーナビタイムを利用できない場合があります。
月額課金の場合は一度解約すれば良いのですが、私の場合は年間契約して使っているので、このままの状況が長期期間になるとライセンス料がもったいないと感じます。
私の2台のN-Boxで同様の状況になってしまうので、多分、他の方の環境でも再現するとは思うのですが、皆様の環境ではいかがでしょうか?
カーナビタイムをCarPlayで長時間運用している方がおられましたら情報を頂けたら嬉しいです。
これがもし、私のN-Boxの純正カーナビのCarPlay回路の故障による充電不足であれば、ホンダカーズさんに修理に出さなければならないですし、iPhone14Proの燃費の悪さが原因であれば、この機種を買ってしまったので、カーナビタイムの年間契約を本年度で終了しなければなりません。
それらの問題ではなく、カーナビタイムの次回バージョンアップで改善されていると嬉しいのですが。
バッテリー状態表示
iPhoneのバッテリー状況を表示させてみると、やはりカーナビタイムが一番消費していたようで、バッテリー残量の減ってきた時間帯がCarPlay運用している時間帯とも一致します。
今日はバッテリー残量が86%で走行終了したので、このくらいなら良いのですが一日連続で走行した時は残量が50%以下になっていたこともあり、流石に充電しながらの利用でびっくりした日がありました。
そうは言っても、使いたい便利なカーナビタイムです。
バージョンアップで改善する問題であることを祈るばかりです。(車両側故障やiPhoneの燃費問題であっては困る)
今後もカーナビタイムを使いたい理由
通行止め、渋滞がルートに反映されるのがスマホナビ随一の速さだろうと思う(何度か経験しているので)。
高速道路表示がスマホナビのCarPlay運用で一番優れている。
iPhoneがドライブレコーダーとして利用可能になる。
逆にカーナビタイムに改善して欲しい点
CarPlayだけかも知れないが、突然アプリがクラッシュしてしまうことが多い。
文字フォントが画面サイズに対して小さ過ぎる部分がある。
CarPlay利用時にハンドルのSiri起動スイッチを押す事だけで目的地を音声入力したいのだが、Siriにはカーナビタイムが登録されておらず、Siriには「カーナビタイムのお手伝いは出来ません」と言われてしまう。
結果的にどうしてもカーナビタイムのCarPlay画面上のマイクボタンを押してからの音声コマンドになってしまうので、停車できない場合には使えない。
デフォルトで選択される推奨ルートが最適だと思えない事が最近多くなっている。(詳細は以下)
推奨ルートが最適だと思えないことを具体的に書いてみます。クリックで展開しますので興味ある人だけどうぞ。
ルートは人それぞの好みによるのですが、私の数多いカーナビやスマホナビの愛用経験から見ても、最近のカーナビタイムの作成する推奨ルートはちょっと変だと思っています。もしかしたらメインターゲットとする客層が変わったのか?
高速道路だけで走れるルートであっても、距離が多少短くなると言うだけの事で、途中で一度一般道に降りてしまうルートが推奨されることが多いです。それによって節約可能な高速料金とドライブの快適度合い、到着時間のバランスとしておかしい選択だと感じてます。
しかし、バランス的に、ここで降りる人はいないだろうと思う場所で、少しだけの距離の差と僅かな高速料金の差で時間と快適さを切り捨てて高速を降りてしまうルートが推奨されている。
もちろん選択肢としては倹約ルートがあっても良いと思うのですが、その逆にデフォルトを高速優先にしたい人もいるはずです。
推奨ルートを倹約ルート固定にするのではなく、推奨ルート(デフォルトルート)を倹約ルート、高速優先ルート、時間優先ルートなどユーザーの好みでデフォルト設定を設定画面で事前に選べる配慮があると万人に最適な推奨ルートになると思うのです。
次年度も喜んでライセンスを購入したいので、問題解決が楽しみです。
まとめ
私も仕事やプライベートでN-Boxに乗るときにサラッと実験しただけなので、測定ミス、設定ミス、何かないとは言えませんので、今回の報告内容が確実で正しい検証だとは言い切れません。
ただ、充電しながら利用してバッテリーが減るのは気になるので、原因がどこにあるにせよ結果が知りたいですし、このままだとカーナビタイムを断念するしかないので、サポートさんに期待したいところです。
コメント