私のOBDアダプタのレビューは、カーナビタイム用にOBD2経由で車速を得ることに重点が置かれてます。
一般的な利用方法である診断情報の解析やカスタマイズは利用しないので、そのつもりでお読みいただけたらと思います。
OBD2アダプタは合計3台でテストしました。株式会社JUNOS TRADING様から2機種をご提供いただき、1台は私が購入所持してた合計3機種比較。
カーナビタイム用のOBD2アダプタ3台から選びました
- Veepeak OBDCheck BLE+
- BODAC UniCarScan UCSI-2100
- CARISTA OBD2 アダプタ
私の結論:BODAC UniCarScan UCSI-2100
決め手はLED表示が1番詳しいことと、通信安定度が高い気がしたから。LEDで分かるのは電源状態、リンク状態、OBD2状態の3種類あること。
カーナビタイムのCarPlay接続時に、エンジンを切る入れるした場合にもカーナビタイムとOBD2接続安定性も高い感じがした。
(CarPlay時はエンジン切って入れ直した際にOBD通信できてない事があるので大事なポイント)
BODAC UniCarScan UCSI-2100は、この3台では一番高級品で値段だけがデメリットですが、その代わりのメリットはあります。
昨日は仙台から青森まで走る途中で、CarPlay接続したままで給油や休憩でエンジンを切ったり、かけたりしましたので、カーナビタイムとOBD2の通信が再リンク不能とならないか確認を繰り返しました。
OBDアダプタでLEDは3つ必要(OBD通信中表示が必須)
なぜ、OBDアダプタのLEDに私がうるさいのか?
OBD2通信がエンジンの入れ直し時にリンク切断されても、カーナビタイムのCarPlayユーザーは、カーナビタイム画面上では気付く事ができない為です。
昨日の通信エラーの状態では、UniCarScan UCSI-2100の3個あるLEDのうちで両サイドは相変わらず点灯状態でした。
電源はOK、BluetoothリンクもOK、しかし、OBD通信だけ解除されていた事をUniCarScan UCSI-2100は、OBD状態を示すLEDが異常状態を知らせていたのでした。
これが無かったらCarPlay画面では知ることなく、そのまま走行してしまうところでした。
仙台から青森ならトンネル内分岐はないからそれでも問題ないのですが、これが首都高速の長いトンネル、しかも分岐があったりしたらルートを間違えて、渋滞の多い首都高速では一時間のロスタイムでは済まされないでしょう。
だからOBD通信の正常状態を確認することは非常に重要です。
UniCarScan UCSI-2100 LED3個の様子
運転中でもLED表示が見易い位置にOBD2アダプタを付けたら安心感がアップしますね。

結論:こんな人はUniCarScan UCSI-2100良いかも
以下の3点の全て該当するユーザーは、UniCarScan UCSI-2100の様にOBD通信状態のLED表示があることは大きなメリットになるのではないでしょうか。
- カーナビタイムのプレミアム「プラス」ユーザー
- CarPlayユーザー
- OBD2で車速を取りたいユーザー
OBD2アダプタとカーナビタイムの通信切断はまれで私の実験中の肌感覚としては、10回のエンジン切る再始動をしたとして、その中の1回程度で基本的には大丈夫です。
またOBD状態のLED表示が無いOBDアダプタでも、エンジンを再始動した場合に以下の多少の手間をかけたらUniCarScan UCSI-2100でない機種でも通信状態を確認できます。
まだあるUniCarScan UCSI-2100の良さは、本来のOBD2アダプタとしての利用時に(診断ツール、書き換えカスタマイズ)対応車種の多さ。ただ、私はこの分野詳しく無いので詳しくは書けません。
OBD2のLED表示が無いアダプタ利用者の通信状態の確認方法
- カーナビタイムのルート案内を一旦終了させる
- OBD状態をiPhoneの画面で表示させる
- OBD各項目が正常でリアルタイムに変動しているのを確認
- カーナビタイムでルート案内の再スタートさせる
しかし時間に追われている場合には、エンジン始動の都度、そんな手順はやってられないですし、ガソリンスタンド等で後ろで順番待っている人がいたら、やっぱりエンジン始動して速攻で道路に出てしまうと思います。
そうなると、OBD2の通信が出来ている安心感を簡単に得るには、OBD2アダプタにはOBD通信状態の表示があるのはアドバンテージです。
この点から私が実験した3台の中で、CarPlayユーザーにお勧めなOBD2アダプタはUniCarScan UCSI-2100だと思います。
ただし、コラボ販売されている3機種全て販売元で動作チェック済なので安心して選べますし私の手元の実験でも3台とも動作確認してます。

最善策はカーナビタイムアプリ側でCarPlay時にもOBD接続可否の表示すること
現時点(2025/09/09)のカーナビタイムのバージョンでは、CarPlayルート案内中はOBD2の状態は、全く見えない仕様となっています。
しかし、本来なら運転中にOBD2アダプタに視線を落とすのではなく、カーナビタイムの画面内で、車速パルスの正常/異常をドライバーへ通知するのが最良だと思います。
もっと言えば、画面通知だけじゃなく、音声ガイダンスで「OBD通信エラーです」と言われたら正にベストでしょう。レーダー探知機でもGPS信号をロストすると「GPSを測位できません」とアナウンスがあるみたいに。
そうなればこそ、安心して首都高速などの長いトンネルもカーナビタイムを信頼して走ることができます。そしてOBD2アダプタの選択肢もLED個数に関わらず気軽に選べるようになります。
今回の実機には登場してないのですが、CARISTA EVOというCARISTAの後継機種
今回のレビュー期間中には、この機種だけは試すチャンスがなかったのですが、バッテリー上がりの懸念がなさそうな点は、カーナビタイムには最適だと思われます。
ただし、価格は高いので、他のコラボ販売されてるアダプタを買って、ACC連動ケーブルも合わせて買っても、もまだ新商品のCARISTA EVOよりは安価となります。

チャンスがあればCARISTA EVOも実機を触れてテストしてみたいものです

当サイト読者様限定のクーポンコード(使用期限あり)
株式会社JUNOS TRADINGさんが、当ブログを見てくださっていたようです。
私がVeepeak OBDCheck BLE+を使って良かったと評価している記事なども書いていたので、そのお礼として当サイトの読者様限定で使えるクーポンコードを発行してくださいました。
N-Box LOVE読者様専用クーポンコード【7OPAHWBT】使用期限:11月末
※クーポンコードの使い方:クーポンコードのご利用 – Amazonカスタマーサービス
きちんと割引が適用されるかどうか、ご自身でご確認の上で自己責任でご購入いただく点は、当たり前ですが、定型分として明記させていただきます。(笑)
OBD2アダプタ+カーナビタイムのコンプリートセット
以下の3点ともにOBD2アダプタ + カーナビタイム(プレミアムプラスコース1年ライセンス) コンプリートセットです。
ちなみに、OBD2アダプタとカーナビタイムのプレミアムプラスコースをそれぞれ単体で購入するよりも、セットになったコンプリートセットの方がお得になっています。
三つのセット内容の違いはアダプタの機種となりますが、カーナビタイムで車速を取る目的としては同等性能があるようです。
実際の機種毎のサイズ感など詳細レポートは次回の記事で書いてみたいと思っています。



OBD2アダプタ単体で買う
カーナビタイムのライセンスは、既に持っているからアダプタだけが欲しい場合は、単品購入もあります。



OBD2アダプタの待機電力が心配な場合の対策
この対策は私が個人的に行なって事を参考程度にご紹介しているだけです。当ページで配布しているクーポンコードももちろん対象外になります。
待機電流によってバッテリー上がりがあるのかないのか?
この不安を解消すために、私は以下のACC対応のケーブルも一緒に使ってます。
このケーブルはACC端子に連動してOBD2アダプタの常時電源をオフにしてくれます。
ちなみに、このケーブルなしで、OBD端子にOBD2アダプタ直結して24時間停車した後でもN-Boxのバッテリー電圧には全く影響がなかったのは確認しているので、本当は不用かも知れないケーブルです。
でも、もし一週間とか乗らなかったらどうなるのか心配ですよね。

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