
パイオニアから新しく出たばかりのスマホナビCOCCHiと私が長年愛用カーナビタイムの比較をまとめ、その2。
交差点の勝手なリルートが目立つ
COCCHIは、この数日で3回ほど交差点直前での勘違いと思われるリルートがありました。
具体的に書くと
左折する予定の交差点案内ですが、交差点の10m程度手前程度で突然直進にリルートされました。
これは渋滞回避などでリルートされたのでは無く、直進したらその先でUターンするしか無い場所での出来事でした。
直前でリルートされた可能性としては、
COCCHIのルート案内では左折すべき交差点だったが、私が交差点を直進したと誤認されて親切でリルートされた。
つまり車両位置がその時に交差点10m手前ではなく、交差点を直進で通過したと認識された可能性でしょうか?
私の数日間で数回の交差点直前のこのようなリルート体験は、だいたいこんな感じで渋滞回避の為の交差点の案内変更リルートではなく、交差点までの距離を誤認されたとしか思えない内容でした。
また、リルートされた中の1回は、さらに特殊でした。
該当交差点は赤信号だったために停車状態でした。
先頭から3台目で停車中だった私は、青信号になって発車した途端に交差点に入る、入った?程度の位置でリルートされたこともありました。
ここから想像するとCOCCHIの場合はリルートのトリガーが早過ぎるのか?
COCCHIの位置情報の取り扱いにズレが出やすいのか?
ただし、この問題とは逆な話ですが、
COCCHIが指示していた交差点案内を私が分かった上で無視して、私独自のルートを進んだ場合のリルートは判断が早く素晴らしいと思う場面もありました。
COCCHIはリルートの判断が素早くて良いけど、誤認されることもあるという印象です。私の数日間の体験としては。
現在の初版1.0.001には微妙に要調整な気がします。
GPS即位は車体の形状やiPhone設置場所などさまざまな要因でズレると思いますが、他のスマホナビではこの手の交差点の誤認と思われるリルートに遭遇する経験はなかったので、設置場所は問題はないと思いますし、たまたま人工衛星の電波が何か遮られた道路というには数日間の数回は多すぎます。
半トンネルで位置ズレ、角度ズレ
スマホのナビは、車載器のように車速パルスと車載器のジャイロは使えないので、トンネルや高架下は弱いのは重々承知しておりますが、それでも複数のスマホナビで常に通過している場所なので、他のスマホナビよりもこの場所に弱かったと感じたものです。


この場所は道路構造としては、右車線の天井は空が見えるが、左車線はコンクリートの屋根がある、二車線の半分だけ屋根がある道路で、この写真の先がトンネルとなる道路です。
私の走行は右車線でした。
距離もそう長くは無いので、これまで他のスマホナビでは変な挙動を見た記憶は無かったのですが、COCCHIは最大では、車体向きが画面上で90度真横を向いたまま走行しておりました。
位置の移動もぎこちなく変でした。
交差点の勝手なリルートと合わせて、位置情報の扱いで何か問題がないのか?気になりました。
COCCHIはとても好きな音声案内が多いのと、デフォルトで選択されるお勧めルートも私好みなので大いに期待しているのですが、今日現在の初版のCOCCHIは私のように仕事で使うには時期早尚なのかもしれないと思いました。(先日の到着予想時間の大きなズレも気になりますし)
ということで、今日現在は、私のメインのスマホナビはカーナビタイムだと改めて確認でしたが、両社の今後の切磋琢磨を楽しみにしております。


コメント
コメント一覧 (2件)
カーナビタイムとの比較1,2の内容に圧倒されました。詳細に比較されていて納得です。
それに比較すると当方の検討のなんといい加減なことか。カーナビタイムで当初問題にしていた同時利用ができない点については、スマホでandroidauto接続解除するとエンジンを切ることなくナビ設定ができることが分かったので、一応解決として180日ライセンスを使い切る方針。COCCHiiはandroidauto画面がお粗末なので、改善されるまでは見送りということでとりあえずお蔵入りです。
もーやんさんへ
沢山書いてしまって長過ぎるかも?と思ったのですが、読んでいただけたんで嬉しいです。
これからも両社の進化の都度、また、迷う時に自分の頭の整理を兼ねてレビュー書きたいと思います。