N-Boxのタイヤ交換が楽勝になった
私は従来からN-Boxのタイヤ交換は自分でやって来ました。
その為に、DC12Vの電動インパクトレンチを初めに買って、その後でAC100Vタイプのインパクトレンチに買い替えて一旦は満足しました。
タイヤ一本に対して4個のナットがあるのですが、4個全部までは電動インパクトでは開けることが出来ない。
私の憶測では、お店で複数人で作業した場合に、誰かが一箇所くらい手伝って、その人がトルクレンチ無しで適当に締め上げたのか?トルクレンチの設定が軽自動車レベルと違う値に設定されていたのではないか?
単に想像ですが、春と秋の年2回のタイヤ交換で100%発生すると言えるほど、高確率で体験するのがタイヤ一本だけは電動インパクトレンチでは緩めることが出来ない経験でした。
プロレベルの工具なら対応できる?
マキタの充電式工具18V用のインパクトレンチは、職人さん用のお店で売っている職人さん御用達なイメージでした。
私のようにインパクトレンチを秋と春の2回だけ使う程度には分不相応かな?
と自問自答したのですが、
素人だからこそ、プロ用の工具の方が作業性も良くなると思って思い切って買ってみました。
マキタの電動インパクト
これが大のお気に入りになったのです。
こんな素晴らしいなら最初から買えばよかった。
最初は素人用と言うか安価なインパクトばかり買ったのが遠回りしてました。
注意*
写真のナットソケットは別売のKTCの製品です。
大正解だと思った
理由1:外すパワーが桁違い
バッテリーの持ちも良いし、パワーも十分で、今までのカーコーナーやホームセンターで安価に売られているインパクトでは外せないようなトルクオーバーで締められたボルトでも難なく外れる感じでした。
ホンダで整備しているので基本的に大丈夫なトルクで締め付けされている前提なのですが、仕事中のパンクの場合は最も近い車屋さんでタイヤ購入になるので、そういう場合にはトルクが高すぎて装着される場合もありますし、ホンダで装着したタイヤであっても、どういう訳か一台の中でタイヤ一本くらいは安価な電動インパクトレンチでは外れないタイヤがあるんです。
しかし、今回のマキタの18Vインパクトは強烈なので、外れないボルトがありませんでした。
理由2:細やかな配慮がある、これ素人にこそ必須
プロ用はフルパワー出せばトルクがあって、スピードも出るし、そこはもちろん利点だと思いますが、そう言う事と相反する優しい細やかな配慮が素人にこそ必須だと感じましました。
締める動作に安心配慮がある
ボルトを締める動作ですが、マキタの有り余るパワーでトルクオーバーとなる心配は皆無でした。
インパクト打撃動作がスタートする瞬間で自動停止するモードがあります。
軽自動車の仮締めモードと言う事のようでボルトをネジ切るような不安が払拭されます。
この自動停止した後は手動のトルクレンチで最後の締め付けを行うのです。
外すときも便利機能がある
締め付け時の自動停止の安心感もありますが、逆にボルトを外す時にも同様の機能があります。
緩めるためのインパクト打撃動作が一瞬で終了して(ボルトが緩んだ瞬間)、そこで自動停止のモードがある。
なので、ボルトが勢い余って外れて転がって、ジャッキアップした車体下に入るような怖い事もありません。
私は本体のみ買った
私の場合は、マキタの18Vで動くドリルドライバーも持っているので、充電器とバッテリー2本を既に持っていたので、インパクトレンチは本体のみで購入しました。
ケースも無いのが欠点ですが、マキタの純正ケースを別売で購入しました。
バッテリー、充電器、ケースのフルセットなら
初めてマキタの充電式工具を買う場合は、フルセットが便利だと思います。
ちなみにケースも付属するので、私も最初に買ったドリルドライバーの時はフルセットでした。
インパクトレンチ用ホイールナットソケット
ソケットは別売なので、私の場合はN-Boxの純正アルミにも合いそうな薄型を購入しました。
ちなみに、インパクト用ソケットで無くても、ハマる可能性があったのですが、インパクト用と手動レンチ用では強度が違うらしく、壊れてしまったら困るので電動インパクト用でなおかつメーカーとして信頼できるKTCにしました。
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