タイヤが外れない悩み
昔は無かった悩み
昔は自宅でタイヤ交換なんて当然でした。
それで苦労した経験なんて皆無でした。
しかし、近年では、自宅でタイヤ交換したいと思っても、冬の融雪剤による塩害でアルミホイールがボディーに固く固着して、冬用タイヤが取り外す事が出来ないケースが増えてます。
昔は、そんな経験をした事が無い私ですが、仙台の融雪剤はそうでも無いかも知れませんが、融雪剤の沢山撒かれている東北道などを走行する為か?近年では春先のスタッドレスからノーマルタイヤに履き替える際のタイヤ交換が結構難しくなって来てます。
ナットを緩めてもアルミホイールがボディーから離れない問題
タイヤ交換してくれるプロの皆様に相談しても、素人が出来そうな決定的なアドバイスはありませんでした。
せいぜい出来そうなアドバイスをくれた人は、ジャッキアップした状態でナットを緩めたら足でタイヤを蹴るとの事でしたが、自宅用の簡易的な油圧ジャッキでそんな事をしたらジャッキアップされた車体がバランス崩して大切なN-Boxが破損してしまう可能性が高いです。
彼はプロなので、車体全体が、つまり四輪同時に持ち上がるジャッキを使っているから、そう言う蹴っ飛ばす的な発想なのだろうと思いました。
私の発案したのはゴム製ハンマー
そこで実験したいと興味を持ったのが、このゴム製ハンマーでした。
価格的にも千円もしないので失敗しても痛く無い。
この春を楽しみに待ってまして、私は普段はゴールデンウイークまでタイヤ交換しないのが普通ですが、今年は我慢できずに一台やってみました。
期待通り固着してたアルミ
冬の間の融雪剤の塩害で期待に答えてN-Boxのアルミは固着して取れない状態でした。
今年は何と!四輪全部が固着してびくともしませんでした。
実験開始
油圧ジャッキでジャッキアップした状態のN-Boxは不安定なので、細心の注意を払って作業しました。
1、とても軽い固着の場合
油圧ジャッキで持ち上げたN-Boxは不安定なので、細心の注意を払って作業しました。
固着したアルミホイルを内側からゴム製ハンマーで軽くコンコンと叩いてみます。
足回りの部品を叩かないように、アルミホイールの内側をジャストミートするように叩きます。
ジャッキを倒すような事になると大事件になるので、特に自分の腕が車体に挟まったら大怪我なので、本当に注意して作業しました。
軽い固着の場合は、三回程度のコンコンで外れて来ました。
2、少し強い固着の場合
一番目の軽い固着のように内側から軽く数回のコンコンではダメでした。
今度は外側から軽くアルミホールの一番外周部分をコンコンとしてみます。
上がダメなら下側もコンコン。
これで外す事が出来ました。
3、強固な固着の場合
上記のいずれの方法でもびくともしないタイヤがありました。
万一の備えて余っているタイヤを持って来て、ジャッキアップした車体の下に挿入しました。
ジャッキが転倒したら車体的に無傷では済まないのですが、それでも衝撃を減らすにはこれが良いと思って。
それから今までより強めに内側を叩くには、足回り部品やジャッキの位置関係もあって、内側からでは腕が回しにくい。
腕が入れにくいからって、私が車体の下に入る訳にも行かない(超危険)
そこで今度は外側から強めにコンコンする事にしました。
タイヤ外周部の上を叩く、下を叩く、左右を叩く、その内に、少しアルミホイールが浮いてくる場所がありました。
浮いて来ているのに、それでもまだ外せない。
どうやらベットリと固着した部分が一箇所あるらしい。ボルトの中の一本ですね。
ジャッキを転倒させないように、あるいはジャッキの当たっている箇所が痛まないように、そして足回りも痛めないように、ゴム製ハンマーと言えども注意して細かくコンコンを継続して、やっと固着したアルミホイールが取れました。
ゴム製ハンマーは使える
私の個人的な見解ですが、ゴム製ハンマーは融雪剤による固着したアルミホイールの取り外しに効果はありました。
ただし、素人の浅知恵なので、力のいれ加減次第ではアルミや足回りを傷めるかも知れないし、そもそも、素人用の油圧ジャッキ程度で車体を上げているのだから、最悪はジャッキ転倒による事故もあり得ます。
車体を壊すだけでも痛いけど、人が怪我したら大変です。
だから他人に進める方法では無いのですが、もし個人で自宅で作業している時に、どうしようも無い場合の参考情報程度にと掲載しました。
この話を真似る場合は、くれぐれも気をつけてくださいね。
車体が損害を受けても、怪我をしても、私は一切の責任はおえないです。
私が今回実験に使ったのが、こちらのゴム製ハンマーです。
アマゾンなどの通販でも売っているようです。
コメント
コメント一覧 (2件)
我が家もゴムハンマー使っています。
あとホイールを外した時、ハブの接触面にグリースを塗っていましたが
ボルトに流れて緩む危険性があるので今はワックスをたっぷり塗っています
NB乗りさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
バブの接着面の防錆対策にワックスが調子良いんですね。私もグリースは怖かった(ボルトにもディスクにも不安でした)ので、これまでシーズン毎の錆び取りだけにしてました。
ワックス塗られてから冬の間に錆なくなりましたでしょうか?
私が試すと、次回の冬を超えて今頃になってしまうので先を知りたくて(笑)