絶叫マシーンより怖かった

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同窓会で知った友人の恐怖体験

年末にプチ同窓会をしました。
中学一年生で知り合ってから大学卒業するまで共に遊んだ友人たち。

「うまい寿司館」と言うお寿司屋さんは回転鮨屋さんなのに個室がある。

この三人の同窓会は酒を飲まないのでぴったりな場所です。

その同窓会の会話で聞いた、私は忘れていた歴史。友人の驚きの恐怖体験した。

私:

「ディズニーシーでホーンテットマンションとか乗るのが好きだったんだけど、年齢と共に絶叫マシーン系が恐くなってきたなあ。」

と発言した時に、友人の反応にビックリ。

大学時代の友人の思い出

プチ同窓会中の友人の1人:

「絶叫マシーンなんて怖さは序の口だ」

と言い出しました。

彼曰く、

「俺はお前の運転で物凄い怖い思い出がある」

とのことでした。

大学生時代スキーの帰り道(下山中)

あれは確か宮城蔵王えぼしスキー場に行った帰り道でした。
スキー場の駐車場を出て山道を降り始めてすぐ、長い直線道路があったと記憶してます。

完璧すぎるブラックアイスバーン

スキー場の帰り道、蔵王えぼしスキー場から降りる途中の完璧すぎるブラックアイスバーン路面に遭遇しました。
見晴らし良い直線道路で数百メートルm先まで見えていたかもしれない。

その全域がブラックアイスバーンでした。

それに気が付いたのは

私の車(日産スタンザ・マキシマGTE)が見晴らしの良い長〜い直線の下坂に入った時、先々まで視界が開けた瞬間でした。

下り坂の中間地点で事故っている乗用車が見えて来ました。

更にもう一台、遥か先の直線道路の終わった急カーブに、乗用車が雪の壁に突っ込んでいる。

余裕の回避行動のはずが

まだ手前の事故現場にも数百メートルの余裕があったので、気分は余裕シャクシャクのブレーキングでした。

ところが、ブレーキを踏んだ時に、シーンとしている。タイヤロックの音もない。

微塵も減速Gは感じない。ブレーキペダルがすっぽ抜けた気がした。

普通なら凍結路面でもブレーキ初動時のザッと言う音くらい鳴るのに、踏んだ瞬間の音もない。シーンとしている。

実際にはその瞬間からタイヤは完全にロックしているようでしたが、ロックする衝撃が皆無の完全なトロトロなブラックアイスバーンでした。

当時はまだ融雪剤の散布もないし、ブレーキもABS装備なんて無かった時代。

なので、スキーヤーは、雪道運転に慣れていて当然な時代でした。

自分の足でポンピングブレーキするのが普通ですが、ポンピングしても、200%完璧なノーブレーキでした。ポンピングのショックも皆無で不気味でした。

ハンドルを切っても全く機能してないので、坂の途中の事故車を避けて、対向車線に移動する事も困難なまま、事故車に向かって走行車線を静かな無音の滑走をするのみでした。

でも、試しにサイドブレーキを引いてハンドルを切ると、スピンターンの動作が起きて、車体の向きを変えることに成功しました。

早速、対向車線に出て、また対向車線で直進に戻すためにサイドブレーキとハンドルを使って、坂の途中の事故車を回避して追い越し車線を滑走する事には大成功。

でも、その先の急カーブと2台目の事故車回避だけは無理な気がしました。

そこで出たのが彼の思い出に残る

私の名言

「悪い、俺は、この先の急カーブは曲がれないと思う」

と当時ハンドルを握っていた私が語ったそうです。

運転には自信があった私ですが、正直に思うところを助手席の友人に伝えました。

言われた助手席の友人は、その言葉を聞いたときの恐怖を同窓会で初めて語りました。

私自身は今回の同窓会で彼から言われるまで、そんな発言は忘却の彼方でした。

言われた友人は、助手席ですから、

「正に手も足も出せない状態で、そんな事を言われた日にゃあー 絶叫マシーンより怖いわ」

だそうです。

急カーブでのチャレンジ結果は

なんと、急カーブに入った瞬間、ブラックバーンから圧雪に路面が変化して、事故車を回避して、急カーブも曲がり切って無事に帰ってくることが出来ました。

一つ間違えば、私も事故っておりました。と言うよりも逆に、事故っているのが当たり前で無事なのが万に一つの幸運でした。

あの経験を思うと、どんなに運転技術を磨いても、最新装備の車でも、あの完璧なブラックアイスバーンでは、手も足も出ないだろう。

今はそう思っています。

N-Boxでの朗報は

幸い、現在、利用しているホンダのN-BoxカスタムターボはN-Box専用ナビとの連携で、走行する予定のルートのこの先の天気予報を取得していて、路面凍結の可能性がある場合は、事前にかなり手前からアナウンスがあるし、現在リアルタイムに走行中の場所の外気温が低下している場合も凍結注意の警告があるのでかなり助かってます。

サンバートラックを使っていた時代は、自分で外気温計を購入して、外気温低下のアラームもなるようにしていたのですが、軽トラのボディーは内張なしで金属剥き出しだから暖房でボディー全体がすぐに温まって外気温など正確に計測不能ですし、なかなか正確な外気温の計測も出来ずに苦労していた毎年の温度計設置でした。

今は本当にN-Boxに助けられていて幸せな仕事環境です。

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あとがき

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